カリキュラム

「写真を楽しむ」から「オンリーワンの写真表現」「プロとして働く技術」まで。

デジタルカメラの普及により、写真を撮って表現する…その入り口は随分と広がりましたが、奥の深さも広がり続けています。
写真表現大学・OICP写真学校では、写真表現を楽しむだけでなく、その奥深さを追求し、あなただけの写真を撮れるようなるためのカリキュラムを実施しています。

カリキュラムフロー

1

〈必修科目〉1年を通して写真作家・プロカメラマンの下地を学ぶ、5つの必修授業

映像史の授業から始まり、合評中心に作品制作を進めるコース。
また世界の第一線で活躍される特別講師を招いての特別講座や合評もある豪華な内容です。
映像史/特別講師講義/作品制作/美術館スタディ/修了展
2

〈写真表現基礎〉写真表現の基礎となる技術を横断して学ぶ

写真表現で必要な基礎的な技術や教養を身につける講座。
総合科とプロカメラマンコースの受講生は必修となります。
写真撮影の基礎/ライティングの基礎/デジタルワーク基礎/WEBギャラリー開設術/現代写真表現論/暗室基礎/暗室応用/写真撮影の応用
(本科の方はこの中から1コース選択で受講できます)
3

〈プロ技術演習〉プロカメラマン必須の専門技術群

プロカメラマンコースの方必修のコース。
プロになるのに必要な技術をより実践的に本格的に学べます。
スタジオライティング/大判カメラテクニック/エディトリアルフォト
4

〈基礎ゼミ〉先生と受講生、一人一人が向き合って作品制作のレベルアップを目指す

総合科の受講生はより表現力を鍛えるため、多くの写真家を育て上げられた畑祥雄先生のゼミを受講。
プロカメラマンコースの受講生は、現役プロカメラマン・アートディレクターが講師を担当するゼミを受講します。
実際の仕事現場と同様に、クライアントを交えた作業を実践・体験し、実学としての撮影スキルを鍛えていきます。
●総合科のみ受講:作家養成ゼミ/作家研究ゼミ ●プロカメラマンコースのみ受講:プロ養成ゼミ/ポートフォリオ制作ゼミ
5

〈研究ゼミ〉2年目以降、ワンランク上の表現力・創造力を鍛える、専門研究ゼミナール

総合科、本科、プロカメラマンコースのいずれかを修了した方が対象のゼミ。
月1回のゼミと必修科目の中より6コマの講義を選択して受講できます。
研究ゼミ1(天野憲一)/研究ゼミ2(綾 智佳)/研究ゼミ3(畑 祥雄)/プロカメラマンゼミ
6

〈インターメディア教養群〉あらゆる表現領域を横断し、メディアの総合力を身につける

★写真表現大学・OICP写真学校では「総合科」「プロカメラマンコース」の受講生のみ受講できます
IMI/グローバル映像大学、写真表現大学・OICP写真学校、デジタルサウンド講座、それぞれのスクールで必修とされる講座を集めた、全学共通(上位コースに限る)の教養群です。あらゆるメディア表現の領域をつなぎ合わせて(インターメディア)学ぶことで、専門力を幅広い分野に活かすことができるようになります。異なるスクールの受講生や講師との関係作り、制作のコラボレーションを促す役割も兼ねています。

まだまだ沢山の授業があります。

●=必修 ☆選択必修 ○=追加料金で受講可能 写真表現コース プロカメラマンコース 短期技術コース ゼミ生
講座名 内容 総合科 本科

必修科目

映像史 写真史を中心として美術史、映像史、音楽史、建築史などの歴史を約1,000枚のスライドと解説で振り返ります。アートの歴史を辿りながら、スライド1枚1枚について、その内容と作者の意図、そしてその作品が時代の中でどのような位置づけにあったのかが、わかりやすくレクチャーされます。今まで知らなかった写真の世界に誘う目からうろこの授業です
特別講師講義 写真界の第一線で活躍されている写真家や写真評論家、出版社の方など、特別講師の方をお迎えし、レクチャーと個々の作品合評会を中心とした講義をして頂きます。今までお呼びした特別講師の方は、飯沢耕太郎さん、森山大道さん、澤田知子さん、やなぎみわさん、石内都さん、今森光彦さん、浅田政司さん、野口里佳さん、などなど、そうそうたる顔ぶれです!
作品制作 本科の芯となる授業です。自分を見つめ直し「何を写し、何を表現するのか?」というテーマを見つけることを第1に考えていきます。撮影計画書を作成し、撮影してきた写真を中心に合評会を繰り返します。専任の先生に見てもらい、表現することへのアドバイスや技術的なアドバイスを受け、修了展に向けて作品を完成させていきます。
美術館スタディ 注目すべき展覧会を視察し、現地で学芸員の方に説明をして頂いたり、本物のプリントや展示を生で見る機会です。2008年度は京都近代美術館、2009年度は神戸ファッション美術館に伺いました
修了展 1年間かけて作り上げた作品を展示会場にて発表します。総合科、本科の方は展示の仕方や会場への搬入も、講座ディレクターであり、ギャラリーディレクターに教わりながら授業の一貫として学びます。プロカメラマンコースの方はポートフォリオの発表をお願いしています。

写真表現基礎

写真撮影の基礎 カメラの使い方や構造など写真の基礎を学びます。露出とは何か?絞りとは?被写界深度とは?思い通りのイメージを撮るために必要な技術を習得し、作品制作のサポートをしていきます
ライティングの基礎 ライティングを基礎から学びます。写真は光がなければ撮れません。ですが光をコントロールすることでイメージを自在に組み立てることが出来ます。物撮りからポートレイト撮影まで、実際に使用されているフォトスタジオでプロカメラマンの先生に教わる授業です
デジタルワーク基礎 写真をデジタル処理するために必要なソフトウェアーの基本技術や撮影から仕上げまでの基礎的なワークフローを学びます。
WEBギャラリー開設術 WEBの知識から学び、ネットギャラリーを個人開設します。インターネットでの作品公開の準備をしていきます。
現代写真表現論 写真に関する歴史や、作家論など、テーマに沿ったレクチャーを毎回違う先生にレクチャーして頂きます。テーマを絞ることで深く掘り下げることで理解がより深まります。
暗室基礎 フィルムの現像から作品に仕上げるまでの基礎を学びます。モノクロ写真からカラー写真まで基礎的な技術が学べます。
暗室応用 モノクロからカラーまで、またバライタ印画紙を使用するなどして思い通りの作品を作るため、本格的に作品制作を行う技術を習得します。※本コース受講者は暗室作業経験者に限ります
写真撮影の応用 中判、大判カメラを使用しての撮影や、自分のカメラを思い通りに使いこなせるようになるための技術を習得します。ストロボを使用してカメラと光の特性を知り、より撮りたい写真が撮れるように学びます

プロ技術演習

スタジオライティング 「ライティングの基礎」を受講された方、基本的なライティングを理解されている方が対象。スタジオライティングには、撮影テーマや被写体ごとに様々な方法があり、これらをより細かくマスターします。「光を読む」ことに重点に置いて、コマーシャルスタジオのノウハウを自分のものにしていきます。照明機材はスタジオ用に大型ストロボを使用
大判カメラテクニック 大判カメラは、35mmカメラや中判カメラに比べ、フィルム面積が圧倒的に大きいことが特徴です。このことにより、非常に優れたグラデーション、粒状性、シャープネスを得る事ができます。また大判カメラではアオリというテクニックを駆使することで、さらに奥深い表現が可能になります
エディトリアルフォト 雑誌の撮影を仕事にしたい方や、興味のある方が対象。撮り方の基礎やマナーなどの知識を得る講座です。編集とライターの方をゲスト講師に迎え、様々な意見を交えながらの時間も取り入れます

基礎ゼミ

作家養成ゼミ 総合科の方のみの少数のゼミ。主に合評中心で、作品の批評と理論の演習ゼミ。成安造形大学の写真家を設立し、写真家の澤田知子さんら、多くの写真家を生み出した、畑先生による貴重なゼミ。総合科の方は納得いくまで個別相談も受けれます。
作家研究ゼミ 総合科の方のみの少数のゼミ。写真を「見る」とはどういうことなのか?文章に読解力が必要なように、写真表現にも視解力が必要です。沢山の写真集や多くの作品にふれる事で、写真に対して、またアートについての知識を深めていき、自身の作品に生かしていきます。また、作品を作る上で必要な技術的アドバイスを個別に受け、実践していくゼミです。
プロ養成ゼミ プロカメラマンコースの方のみのゼミ。プロに必要なのは「実践力」です。このゼミは広告写真の現状、制作過程の具体的な流れを実際のクライアントと関わりながら実践を学んでいきます。現役のアートディレクターの先生とプロカメラマンの先生に、撮影とデザインを一緒に学び、総合的でよりクオリティの高いカメラマンを育てる、プロカメラマンコースの核となる講座です。
ポートフォリオ制作ゼミ プロカメラマンコースの方のみのゼミ。自分を売り込むためにはポートフォリオが必ず必要です。しかし、ただ闇雲に沢山写真を見せたら良いというものではありません。この講座は自身を売り込むために必要なポートフォリオの作成と営業に至るまでを学びます。

研究ゼミ

研究ゼミ1天野憲一 総合科、本科どちらかの修了生が対象のゼミ。年6回のワークショップと月1回(年10回)の合評がメインで、年度末にグループ展を開催します。ワークショップでは暗室でのプリントや大型カメラの使い方、デジタル表現にいたるまで、具体的に必要なものをゼミ内で相談し、決めていきます。※予約制で暗室を利用出来ます。
研究ゼミ2綾智佳 総合科、本科どちらかの修了生が対象のゼミ。月1回(年10回)の合評がメインの講座。受講期間内に個展を開催するプランを考え実行していくゼミ。個人個人が作品制作の方向性を深く探り、必要なアドバイスを受けることで写真作家としての方向性を考えます。またTheThirdGalleryAyaでの開講なので、ギャラリー空間で作品を展開するために必要なことを学べるのも特徴です
研究ゼミ3畑祥雄 総合科、本科どちらかの修了生が対象のゼミ。月1回(年10回)の合評がメインの講座。ゼミ1やゼミ2の修了生、またはそれぞれの写真表現や研究意図の方向性が既に決定し、さらに高いレベルでの制作を目指す方が対象のゼミ。また、写真や芸術を通じて社会と接点を持つことを目標とします。具体的には個展や出版を目標に、より完成度の高い表現を追求するゼミです。
プロカメラマンゼミ プロカメラマンコースの修了生が対象のゼミ。もしくは既にプロカメラマンコースで学ぶ技術を習得されている方のためのゼミ。より実践的にカメラマンの中でも広告写真の撮影をする、コマーシャルフォトグラファーを育成します。

インターメディア教養郡

IMI・セオリーデザイン グラフィックデザイナーの奥村昭夫氏を講師に迎え、氏の仕事を基にアイデア、デザインへの答えを出していくのかについて学ぶ講義です。年間を通して ロゴやタイポグラフィを制作しながら、デザインについて学ぶことができます。
IMI・セオリー現代美術 現代アーティスト 椿昇氏を講師に迎え、現代アートの歴史と現状を参照しながら、アートと密接に関わる社会の動きについて学ぶ講義です。氏の現在の作品制作活動から垣間みるリアルな現状とアーティストとはなんなのかを学ぶことができます。
IMI・セオリーサウンド サウンドアーティストのヲノサトル氏、有馬純寿氏を講師に迎え、映像と音楽との関係性を学ぶ講義です。たくさんの映像と音楽サンプルから映像における音楽の重要性と音楽の歴史についてを学ぶ事ができます。
IMI・セオリー映像A メディアアーティスト森公一氏を講師に迎え、映画の始まりから、CM、現代アート、アニメーションまで、幅広い映像の歴史をアーティストの作品を通して学ぶ講義です。膨大な映像資料と映像サンプルで映像の歴史にせまります。
IMI・セオリー映像B 映像作家の江夏由洋氏を講師に迎え、企画から撮影、編集、CG制作、配信まで、デジタル映像制作の最新ワークフローを、全体の大枠から細かい点まで網羅的に実践しながら学ぶ講義です。
※時代の流れや写真界、アートの現場の動きに合わせて、毎年カリキュラムを更新しています
※本科コースは☆の中から1講座選択出来ます。ゼミ生は☆の中から6コマ選択して受講出来ます。