表現から無限のコミュニケーションへ。
人は誰しも、毎日「表現」を行っています。
表す+現す、と書いて表現。即ち、“自らの内側にあるものを他人が感じ得るものに変換する活動”と言えます。私たちが運営しているのは、写真・映像・音楽という「表現」を学ぶ学校です。表現力に長けていれば、効果的かつ正確な意思疎通が生まれ、お互いの信頼関係も強くなる。つまりは「コミュニケーション力」です。勉強でも仕事でも家庭でも趣味の分野でも、日々求められ続ける力です。鍛えない手はありません。
この表現について、読み書き、会話などは学校や社会で学習・経験しながら馴染んでいきます。その一方で、写真や映像、まして音楽となれば、「自分には関係ない」あるいは「才能やセンスがない」と一歩引いてしまう方が多い。しかし表現力は経験次第で磨かれるものであり、その引き出しは豊かであるに越したことはありません。まして、今や誰もが簡単なパソコン操作で多様な表現を学び、実践できる「デジタル時代」。自らの内にある“情報”を映像・写真・音楽として「表現」できる力は、インターネット時代に求められる世界とのコミュニケーション力であり、国境に隔たれないプレゼンテーション能力なのです。
コンピューター普及の黎明期、一家に一台パソコンがあり、さらには携帯して仕事や勉強に使う日が来るなど、誰が想像できていたでしょうか。今やワードやエクセルを使わない企業や大学は少なく、商談やプレゼン、趣味の分野さえもデジタル機器が必須になりました。インターネットを使えば、世界中の情報へ即座にアクセス。国境を問わず、同じ興味や趣味を持つ人々が繋がっていきます。それらが専門家の作業だとされていた時代もありましたが、今は違います。遠くない将来、これと同じことが「写真・映像・音楽」という表現の分野でも必ず起こるでしょう。私たちのスクールでは、才能、技能、経験、年齢、あるいは業界への興味の有無に関わらず、誰もがマルチな表現力を鍛えています。そこから無限の可能性が広がることを、皆が感じているはずです。
作曲家・サイエンス映像学会 理事/事務局次長・宝塚メディア図書館 館長
1983年兵庫県神戸市生まれ。
3歳からピアノを始め、絶対音感を育みながら、声楽、ブラスバンド、パイプオルガンなど幅広く音楽に親しむ。
関西学院大学総合政策学部メディア情報学科を1期生として卒業、卒業論文「進化する映像時代に、音楽は何を担い成すべきか」が学部で2位を受賞し、同大学大学院へ進学。
M1時にDOCUMENTA12に出展した京都芸術センター主催の「Diatxt.Web Magazine Project」に取材ディレクターとして参加。
専門分野はマルチメディア情報教育法、食の安全。
また「サイエンス映像学会」の立ち上げに従事、2008年には理事・事務局次長に就任。
講座の企画・運営者、講師、および作曲家としても幅広く活動中。
代表作に「彗星は生命の揺りかご?」(2006)「科学を生命のために―宝塚の空の下、アトムと飛行艇が繋ぐ夢」(2007)など。